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デッドニング(その2)
「デッドニングの必要性」については前回ご説明しましたが、
実際はどのようになっているのでしょうか。
百聞は一見に如かず。ということで、
今回ドアパネルを開けてみました!(笑)

スピーカーに近い穴はAとBになりますが、
最も大きい穴Aはなんと「鉄板」でふさがれています!

この一番大きい穴を「鉄板」で塞ぐことで、
単に裏側の音を遮断するだけでなく、
スピーカー周りの剛性もアップさせています。
この「スピーカー取り付け部分」の剛性アップは
カーオーディオ業界ではデッドニングと並んで
最も重要とされる部分です。
後から開口部ぴったりに鉄板を加工するのは困難ですから、
これはもう、設計段階からデッドニングを
考えていたからこそ出来るウルトラCですね!
もちろん、スピーカーの取り付け部分もしっかりしていて
アウトランダーではここでも手を抜くことはありません。
普通の取り付け方法とは全く違います。

(しっかり取り付けられたフロントスピーカー)
そしてもう一つのこだわりが、こちら。

(ツイーター部分のパンチングメタル)
ロックフォードシステムで採用されたソフトドームツイーターは
とても自然で、なめらかな音質が特長なのですが、
金属製のツイーターに比べると、音圧がそれほど強くありません。
そこで、ソフトドームツイーターの特長を最大限に引き出すため、
カバー部分を通常の樹脂製から金属製に変更して開口面積を拡げました。

これにより、透明感のある伸びやかな高音の再生を実現しました!
開発段階の試聴会では、このプレミアムサウンドシステムに対して
海外のカーオーディオの専門家から賞賛の声が上がったそうです。
確かに、いい音してます♪
ぜひいつも聞いているCDをアウトランダーで聞いてみてください。
結構ビックリしますよ!
投稿者 takeshige : 13:01 | コメント (4) | トラックバック
デッドニング(その1)
アウトランダーのプレミアムサウンドシステム
(Gに標準、Mにメーカーオプション)では、
良い音で音楽を楽しんで頂くため、
フロントドアを「デッドニング」しています。

・・・とありますが、「デッドニング」とは何でしょう?
デッドニングはカーオーディオ業界の用語で、
英語で表記すると「DEADNING」となります。
直訳すると「音を殺す(消す)」という意味です。
では、なぜ「音を消す」必要があるのでしょうか?
スピーカーは紙状のものを振動させて音を出していますが、
実はスピーカーの裏側からも正反対の音波が出ています。

もし、この裏側の音波が表側に回り込んでしまうと、
表側の音をうち消してしまったり、音をにごらせてしまったりします。
※特に低音ほど回り込みやすい性質があります。

実は、普通のクルマのドアはまさにこの状態なんです!
どのクルマのドアにも整備用の大きな穴が開いているんです。
そのため、クルマの音というのはだいたい、
「低音が弱く、全体的に濁った音」になっています。
お世辞にも心地よい音とは言えないため、
デッキ側で低音や高音を増強することになるのですが、
ドアの穴が開いたままでは、結局本当に良い音になることはありません。
そこで、クルマで本当に良い音を聴くためには
整備用の穴を何らかの方法で埋めて
「スピーカーの裏側の音を消す」ことが必要になります。
元々、スピーカーはこの状態で設計されており、
デッドニングをして初めてそのスピーカー本来の音を聴くことが出来ます。
つまり、「デッドニング」とは、正しい音で聴くために、
「スピーカーの裏側の音を消す」ことなんです。
→デッドニング(その2)へ続く